強姦罪など元教諭に懲役13年判決 名地裁(愛知県)

強姦罪など元教諭に懲役13年判決 名地裁
(愛知県)
[ 4/25 17:50 中京テレビ]

 25日、強姦などの罪に問われている愛知県立大府高校の元教諭・若山晋被告(27)の裁判が名古屋地裁で開かれ、若山被告に懲役13年の判決が言い渡された。起訴状などによると、若山被告はおととし7月、名古屋市千種区のマンションに侵入し、会社員の女性を脅して暴行したとされるなど、強姦や強制わいせつ致傷など5つの事件で起訴されている。名古屋地裁は「8か月の間に5件もの性犯罪を行った。顕著な常習性が認められる」「被害者の精神面に与えた傷は大きい」などとして判決を言い渡した。

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8カ月で5人にわいせつ 強姦罪の27歳元県立高教諭に懲役13年 「常習的」と名古屋地裁
産経新聞 2016.4.25 16:52

 マンションに侵入し女性会社員を乱暴したとして、強姦などの罪に問われた愛知県立大府高校の元教諭、若山晋被告(27)の裁判員裁判で、名古屋地裁は25日「8カ月間で5人の女性にわいせつな行為をしており常習的」として懲役13年(求刑懲役16年)の判決を言い渡した。

 景山太郎裁判長は判決理由で「女性の人格を無視し、道具のように扱った身勝手な犯行。精神的な傷は深く、処罰感情は厳しい」と指摘した。

 判決によると、平成26年7月22日未明、名古屋市のマンション一室に侵入し「声を出したら殺す」と脅して20代の女性会社員を乱暴したほか、昨年2月、名古屋市内の路上で30代女性を押し倒して体を触り、首にけがをさせた。

 景山裁判長は説諭で「無関係な女性の人生を踏みにじった。同じ過ちを繰り返さないため、しっかり考えてほしい」と話した。

 愛知県教育委員会によると、若山被告は13年に採用され、保健体育を担当。起訴後、懲戒免職になった。

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